2010年05月04日

貧困層内での上(中流層まであと一歩)から這い上がった人間がさらに貧困層を責め立てる。裕福な家庭出身の東大合格者データ否定者との共通点。

【社会】 あしなが奨学金 寄付打ち切り倍増「高校無償化で『奨学金は不要』との誤解が…」寄付の継続と新規の寄付者募る
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1272810346/

裕福な家庭で育った者は貧困家庭の生活を想像しにくく、
理解できない。
裕福度で指せば中の下あたりで
自分自身の努力でなんとか貧困から抜け出せた者は
(逆に言えば自身の努力、一個人の能力で覆させることができる
程度の貧乏)
自身ではどうしようもないほど負の連鎖にはまっている
下の下(貧困層)の者たちを軽蔑しやすい。
自分でさえ努力して抜け出したのだから
いまだに貧乏なこいつらはあまえている― と言うわけだ。
自身だけが受けた貧乏による弊害だけが全てだと勘違いしている。
苦労してきたのだろうけれど、そのために視野が狭くなってしまっている。

裕福な家庭で育った者が貧困層の生活を想像、理解できにくいのと
同じく、自身の努力「だけ」によって中流になれた
元貧乏人は(貧困層内の上)自身の努力だけではどうしようもない
状況にある貧乏人(貧困層内では下)の生活を理解できず
自己責任と決め付ける。
さらに下の貧乏人を中傷することにより
自分の自尊心を高めることができる。

東大に入学した金持ちの子弟たちが
裕福な層が東大に合格しやすいデータを否定し
それを信じる者達を排除するのと同じではないか。
自分たち他の持てざる者と同じ土俵で戦って
勝ち抜いてきた戦士だと誇示したいのだ。

素手の人間に対して武器を持ち戦ってきたのに
勝負に勝ったあと、安全圏で
「私は武器などもっていませんでした、あいつらと同じく
素手で勝負し見事勝ち抜いたのです」
と言う人間ほど滑稽な者は居ない。
posted by ひきひき at 14:38 | Comment(1) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする